ヨーグルトといえば基本的に牛乳から作ったものというイメージが強いですが、『豆乳ヨーグルト』も低糖質や乳製品不使用ということで、最近ではそこそこ話題になっています。
そこで今回は『市販の豆乳ヨーグルト』でおすすめをご紹介していきます。
目次
おすすめをご紹介
早速おすすめをご紹介していきたいとところなんですが、実は『市販の豆乳ヨーグルト』は少なく種類がほとんどありません。
でも大丈夫です!
たしかに種類はありませんが、ちゃんとおすすめできる理由もあるのでとりあえず見てみてください。
健康を重視する方には『豆乳グルト』がおすすめ!
こちらはマルサンアイという会社から販売されている『豆乳グルト』という商品です。スーパーなどで販売されています。
これはもうホントにシンプルな豆乳ヨーグルトですね。
ただシンプルゆえに素晴らしいヨーグルトとなっています。
まずは豆乳グルトの特徴を書いていきます。
- 乳製分不使用
- 植物性乳酸菌のみを使用
- 原材料が豆乳のみで安心
- 糖質が普通のヨーグルトの半分以下
- シンプルな味わい
ざっとまとめてみるとこんな感じです。
この豆乳グルトは本当に健康を重視したヨーグルトになっています。
ではそれぞれ順番に説明していきたいと思います。
乳成分不使用
乳成分は一切使わずに、豆乳だけで作ったヨーグルトです。
乳製品アレルギーの方や、乳製品アレルギーかもしれないと不安のある方でも安心して食べられるのが良いところです。
※ただし豆乳グルトは大豆製品なので、大豆アレルギーの方は気を付けてください。
植物性乳酸菌のみを使用
乳酸菌には『動物性』と『植物性』があるんですが、豆乳グルトは植物性乳酸菌のみを使用しています。
植物性乳酸菌TUA4408L
植物性乳酸菌のTUA4408Lというものを使用しているんですが、なんだか聞いたことのない名前ですよね。
これは長野県木曽地方の伝統的な漬物『すんき漬け』から発見された植物性乳酸菌です。食べたことはありませんが赤かぶの葉を使った発酵食品で、酸っぱいながらもくせになる味だそうです。
また一部の乳酸菌が作り出す『EPS』という物質をTUA4408L菌も作り出すことができます。
EPSは『多糖体』と呼ばれる物質で、乳酸菌が作りだしたり、他にはキノコや海藻類にも含まれています。
EPSは免疫細胞においても重要な役割を果たしていて、ウイルスに感染した細胞を退治してくれるNK(ナチュラルキラー)細胞を活性化させる働きもあると言われています。
原材料が豆乳のみで安心
プレーンタイプで原材料が豆乳(大豆)のみなので、添加物などを気にする方にはいいですね。また豆乳を作る際に使われている大豆も遺伝子組み換えしていないものを使用しています。
糖質が牛乳ヨーグルトの半分以下
↓の表は一般的なプレーンの牛乳ヨーグルトとの比較になります。
糖質量 (100gあたり) |
カロリー (100gあたり) |
|
牛乳ヨーグルト (プレーン) |
4.5~5.5g | 60~70kcal |
豆乳グルト | 1.6g | 46kcal |
このように糖質量は半分以下でカロリーも豆乳グルトのほうが低いです。
最近は糖質も注目されているので、ダイエット中や糖質を気にしている方にはおすすめです。
シンプルな味わい
気になる味のほうなんですが、本当にシンプルな味です!まあ豆乳しか使っていませんからね。
無調整の豆乳は飲んだ後にわりと豆の香りがするんですが、豆乳グルトはそこまで豆臭さみたいなのを感じないです。個人的には好きな味なんですが、豆乳が苦手な人はきつく感じる場合があるかもしれませんね。
一つだけ残念なところ
また、開封直後は酸味があまり無いんですが、開封して二、三日経過するとわりと酸味がでてしまうのが唯一残念なところです。
ただし、豆乳と乳酸菌はどちらも体に良いうえに、余計なものも一切入っていないので健康にいいことはたしかです。
成分や原材料など
こちらが成分や原材料などの詳細な情報になります。
『豆乳グルト』 | |
内容量 | 400g |
小売参考価格 | 250円(税抜) |
原材料名 | 豆乳[大豆(カナダ)遺伝子組み換えでない] |
成分 | エネルギー:46kcal たんぱく質:3.5g 脂質:2.8g(飽和脂肪酸:0.4g) コレステロール:0mg 炭水化物:1.6g(糖類:0.3g) 食塩相当量:0g 亜鉛:0.4mg カリウム:144mg カルシウム:15mg 鉄:0.6mg マグネシウム:21mg イソフラボン:32mg *糖類は豆乳に由来するものです |
アレルギー物質 | 大豆 |
味を重視する方には『豆乳で作ったヨーグルト』がおすすめ!
ポッカサッポロから販売されている
『ソヤファーム 豆乳で作ったヨーグルト プレーン』
こちらもスーパーで販売されています。
まあパッケージも大事だからね。これなら一目で豆乳ヨーグルトだとわかるからいいんじゃないのかな。
まずは『豆乳で作ったヨーグルト』の特徴を書いていきます。
- 乳製分不使用
- 加糖タイプ
- 新・クリアー製法で食べやすく
- 特定保健用食品
まとめてみるとこんな感じです。
そうですね。こちらはとても食べやすい豆乳ヨーグルトになっています。
こちらも順番に説明していきます。
乳成分不使用
豆乳グルトと同様に乳成分は使用していません。乳製品アレルギーの方でも安心して食べることができます。
※ただし『豆乳で作ったヨーグルト』は大豆製品なので、大豆アレルギーの方は気を付けてください。
加糖タイプ
砂糖が加えられている加糖タイプで、そのほかにも食物繊維、香料などが加えられています。
砂糖入りなので食べやすいですが、糖質は1個あたり8.5gと豆乳グルトと比べると高めになっています。
新・クリアー製法で食べやすく
これがもっとも特徴的ですね。
どうやら独自の製法で、大豆の臭みのある皮などを除去した後に、高温で煮て不快な味成分を追い出しているそうです。さらにその後、すりつぶさずに超微細にスライスして豆乳を抽出するそうです。
なんかちょっと難しいですが、手間をかけて大豆の臭みが出ないようにしているみたいですね。食べた時に豆乳独特の豆の香りがほとんどしなくて味も美味しいです。
牛乳から作ったヨーグルトの加糖タイプとほとんど変わらないので、豆乳が苦手な人でもすごく食べやすいと思います。
特定保健用食品
コレステロール値が高めの人が2週間毎日2個食べ続けたところ、LDLコレステロール(悪玉)が減少したというデータがあり、特定保健用食品にも認定されています。
成分や原材料など
こちらが成分や原材料などの詳細な情報になります。
※大豆はアメリカ産の遺伝子組み換えしていないものを使用しています。
『豆乳で作ったヨーグルト プレーン』 | |
内容量 | 110g |
希望小売価格 | 100円(税別) |
原材料名 | 豆乳、糖類(砂糖、ぶどう糖)、食物繊維、ゼラチン、レモン果汁、香料、増粘剤(寒天、増粘多糖類)、塩化マグネシウム含有物、酸味料、甘味料(スクラロース) |
成分 | エネルギー:76kcal たんぱく質:4.4g 脂質:2.7g コレステロール:0mg 炭水化物:8.5 ナトリウム:44mg カリウム:101mg リン:48mg イソフラボン:9mg |
アレルギー物質 | 大豆 |
こちらは『プレーンタイプ』ですが、このほか『アロエ』と『ブルーベリー』もあります。
豆乳ヨーグルトの効果・効能がすごい!
豆乳ヨーグルトの良いところは豆乳と乳酸菌両方の効果が得られるところですね。
主な効果はこちらになります。
- たんぱく質をはじめ、その他の栄養もバランスよく含まれている
- 大豆に含まれるイソフラボンには抗酸化作用がある
- 大豆に含まれるレシチンは不調や病気の予防に役立つ
- 乳酸菌の整腸作用
こんなに良いところがあります。
自分で作ってさらに食べやすく
僕も普段からヨーグルトメーカーを使って豆乳ヨーグルトを作っています。
実は最初の頃はなかなかうまく作れなくて困っていたんですが、先程紹介した『豆乳グルト』を種菌として使ってみたところ3、4日経っても酸味が出ない食べやすい豆乳ヨーグルトを作ることができました。
まとめ
最後にまとめてみますと、やはり豆乳ヨーグルトは栄養もあり健康にも優れた発酵食品ですね。ただし市販のものとなるとやはり数が少ないので、もっといろんな種類のものがでてほしいですね。
体に良いので食べたことがない方は一度食べてみてはどうでしょうか?苦手な場合はトッピングをして食べやすくするのもいいと思いますよ!