ヨーグルトの作り方

ヨーグルトの作り方&ポイントや注意点!賞味期限や危険と言われる理由とは!?

ヨーグルトといえば昔から健康や美容などの効果からテレビや雑誌でいろいろと取り上げられています。

そして最近では各メーカーから「ヨーグルトメーカー」も販売されていて、家庭で手作りされている方も結構増えています。

しかし実際作ってみると上手く固まらなかったり、すごく酸っぱくなってしまうという意見もよく見かけます。

最悪の場合は腐敗が進んでしまい、せっかく作ったのに食べられないなんてこともあります。

そこで今回はヨーグルトの作り方からポイントや注意すること、さらには手作りヨーグルトの賞味期限や危険と言われる理由について書いていきます。

ヨーグルトの作り方

基本的なヨーグルトの作り方を説明していきます。

用意するもの

  • 牛乳(豆乳)
  • 種菌
  • 牛乳(豆乳)と種菌を入れて発酵させる容器
  • ヨーグルトメーカー(使わない作り方もありますが安全のためにをおすすめしています。)

 

作り方

  1. 牛乳(豆乳)を容器に入れる
  2. 容器に※種菌を入れてよくかき混ぜる
  3. ヨーグルトメーカーにセットして発酵させる(ヨーグルトの種類により発酵時間が異なります)
  4. 時間になって固まったら冷蔵庫で冷やして完成

以上がヨーグルトを作る際の手順になります。

(※種菌とはヨーグルトを作る際に元となる乳酸菌のことです。これがないとヨーグルトは作れません。基本的に市販のヨーグルトを種菌として使うか、市販の粉末状の種菌を使うかのどちらかになります。)

作る際のポイント・注意点

正直せっかく作ったものが失敗に終わるとガックリきてしまいますよね。

実は僕も最初の頃は失敗して何度かココロが折れそうになったことがありました…

でも大丈夫です!

失敗せずにちゃんとおいしく作るためのポイントや注意点がいくつかあるのでそれについて書いていきますね。

牛乳(豆乳)は成分無調整のものを使う

成分調整牛乳(豆乳)や低脂肪乳を使うとうまく固まらず分離してしまうことが多いので、なるべく成分無調整のものを使用してください。

開封済みの牛乳(豆乳)や種菌は使用しない

これはかなり「重要」ですね。

「あっ、牛乳昨日開けたのあったからこれ使いきっちゃうかな」

実はこれ絶対やってはダメなんですよ。(自分が最初の頃やってたなんて言えない…)

牛乳(豆乳)は一度開封して空気にふれてしまうと雑菌が繁殖しやすいです。

更に作る過程で牛乳を温めるので菌が活発になり増えてしまいます。

使用する牛乳(豆乳)は必ず未開封のものを使用しましょう。

それと種菌も未開封のものを使用しましょう。

容器やスプーンはしっかりと熱湯消毒!

これも「重要」ですね。

容器やスプーンに雑菌が付着しているとやはりまずいので容器、内ぶた、スプーンを沸騰したお湯に数分(3分~5分程度)浸しておきます。

全体にまんべんなくお湯をかければOKとも言われていますが、やはり数分浸しておいた方が確実に殺菌できます。

それと熱湯消毒が終わったらなるべく早くヨーグルト作りにとりかかることも大事です。

放置していると空気中のホコリが入ってしまうので、なるべく早くとりかかるようにしましょう。

出来上がったヨーグルトはすぐに冷蔵庫へ

出来上がったヨーグルトをそのまま放置していると発酵が進んでしまい酸味が強くなってしまうので、すぐに冷蔵庫に入れて冷やすのがコツです。

ヨーグルトメーカーを使う

ヨーグルトって作るときの温度管理や衛生管理だったりが結構むずかしいんですよね。

簡単で失敗せずに作るならやはり「ヨーグルトメーカー」を使った方がいいですね。
ではここで種類や、メリット・デメリットについてまとめてみたのでみていきましょう。

ヨーグルトメーカーの種類について

「どういうのがあるの?」「値段はいくらぐらいなの?」と気になるかと思います。

各メーカーから出ているヨーグルトメーカーは大きく分けると3つのタイプに分かれます。

  1. 牛乳パックをそのままセットして作るタイプ
  2. 付属されている専用容器を使って作るタイプ
  3. 牛乳パック・専用容器どちらでも作れる複合型タイプ

それぞれメリット・デメリットについてまとめてみました。

牛乳パックを使うタイプのメリット ・牛乳パックをそのまま使うので簡単に作れる
・価格が大体2000円~3000円と安め
牛乳パックを使うタイプのデメリット ・ ヨーグルト以外は作れない
・温度調整機能やタイマーがついていないものが多い
専用容器を使うタイプのメリット ・温度設定可能でタイマー付、
ものによってはアラーム付のものもある
・甘酒、塩糀、納豆などの発酵食品も作れる
・容器が大きいため一度に作れる量が多い
専用容器を使うタイプのデメリット ・専用容器のため熱湯消毒が必要
・価格が大体5000円~9000円と高め
複合型タイプのメリット ・牛乳パックをそのままつかうので簡単に作れる
・温度設定可能でタイマー付
・甘酒、塩糀、納豆などの発酵食品も作れる
複合型タイプのデメリット ・ 価格が大体3000円~5000円とやや高め

ほんとに様々な種類があって、すべてを把握しているわけではないんですが大体こんな感じだと思います。

他にもヒーターの出力の差や温度調節の幅などもメーカーによって違ったりするので、一概にどれがいいとは言えない感じですね。

あとは海外製の物なんかは国内メーカーより比較的安かったりしますね。

ちなみに僕はヨーグルトメーカー買ったのが今から一年半くらい前なんですけど、その頃に比べたら色々出てますね。

あと上の表で「ドヤッ」って感じで説明してますけど、実は複合型のタイプがあるのも最近知りました笑

手作りヨーグルトの賞味期限

手作りの場合は出来上がってからおおよそ3~5日程です。空気に触れることでどうしても多少の雑菌は入ってしまうので、できるだけ早めに食べたほうがいいですね。

市販で売っているヨーグルトでしたら未開封の場合でおおよそ1週間~2週間程大丈夫です。

冷蔵庫に入れっぱなしで水が浮いてきたけど大丈夫?

冷蔵庫にしまいっぱなしだったヨーグルトを開封してみると、表面に水が溜まっていたなんてことありませんか?

実はあれは「ホエイ」といって、ヨーグルトの中に含まれる水分が分離して浮いてきたものなんです。

タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」が豊富に含まれています。
「ホエイプロテイン」って聞いたことがある方もいると思うんですが、あれも同じ成分から作られています。

なので苦手な方もいると思いますが、「ホエイ」部分をヨーグルトとかき混ぜて一緒に食べた方が健康にはいいですよ。

手作りヨーグルトが危険と言われている理由とは?

手作りヨーグルトをネットで調べていると、雑菌やカビなどで危険と書かれていますが、作り方や手順を間違ってしまった場合はそういった心配もでてきてしまうということです。

容器の消毒をしていなかったり、容器が密閉されていないなど衛生管理がきちんとできていないと危険なヨーグルトになってしまいます。

この記事で書いたようにしっかりと衛生管理に気をつけて作るのであれば、ちゃんとおいしいヨーグルトを作れるので安心してください。

まとめ

最後まで読んで頂いてありがとうございます。

「なんだかめんどくさそう」「市販のでいいや」って思った方もいると思います。

でも少し慣れてしまえば割と簡単に作れちゃいますよ。豆乳で作ったりアレンジもできますし、市販のヨーグルトを種菌にする場合なんかはコスパ的にも優れています。

それに何より手作りのヨーグルトはほんとにおいしいですよ。初めて作ったものはなんか妙な感動や達成感もあります。

皆さんもぜひ手作りヨーグルトにチャレンジしてみてはどうでしょうか?

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