ヨーグルトを日常から食べることで花粉症を予防したり、症状を和らげることができるということが、以前からメディアなどでも取り上げられています。
僕も花粉症に例年悩まされていたので、今年は早い段階から定期的にR1ヨーグルトを食べていたのですが、残念ながら改善はみられませんでした。
そこでほかに花粉症を根本から改善する方法がないのかネットで調べていたらちょっと気になるものを見つけたんです!
それは朝食を抜いて一日二食にすると『花粉症がラクになる』もしくは『花粉症が治る』というものでした。
半信半疑だったんですが、なんとかしたいという思いから一日二食を実践してみたら、本当に一週間もしないうちに症状がだいぶ軽減してしまったんです!(薬や点鼻薬は使ってません)
- 本当にR1ヨーグルトは花粉症に効くのか?
- 一日二食で花粉症を軽減できる理由
- 一日二食のやり方
目次
R1ヨーグルトに花粉症の改善効果はあるのか?
まずR1ヨーグルトで花粉症が改善する理由としては、腸内環境の変化が考えられます。
人間の免疫細胞はおよそ7割が腸内で作られるとされていて、腸内環境が悪いと免疫が活性化することができず、アレルギー症状などを引き起こす原因になると言われています。
ここでヨーグルトに含まれる乳酸菌の効果を見てみましょう。
- 腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える
- 腸管免疫を直接刺激して免疫を活性化
乳酸菌について詳しく知りたい方はこちら
⇒『乳酸菌がカラダにおすすめな理由』ヨーグルトなどの発酵食品
これだけ見ると、ヨーグルトを普段から食べていればアレルギーや花粉症にもすごく効果ありそうな感じがするんですけどね…
毎日食べていれば花粉症が治ってもいいんじゃないかと思ってしまいます。
個人的には効果を感じられなかった
僕自身ヨーグルトを普段から食べているおかげかはわかりませんが、おなかの調子はわりと良いです。
一応毎日トイレも出ていて体の調子もいたって良好です。
ただし冒頭でもお話したように、花粉シーズンのだいぶ前からR1を食べていたのにも関わらず、今年も当たり前のように花粉症の症状がでてしまいました。
「もしかしたら今年は大丈夫かも」そんな期待もあったので少し残念でしたね。
効果があった人もいる
個人的には効果を感じられなかったんですが、ネット上では良くなったという意見も結構見かけます。
- 今年はR1ヨーグルトずっと食べていたから花粉症大丈夫だった
- R1ヨーグルトを定期的に食べているからか症状が軽くなった
といったように、実際に効果が表れている方も結構いるみたいです。
たしかに乳酸菌には腸内環境を改善する効果があるので、改善したという方は乳酸菌が上手く作用して腸内のバランスを整えてくれたのかもしれません。
しかし、僕のように定期的に食べていたにも関わらず、例年通りに辛い花粉症の症状が出てしまったという方も多いようです。
一日二食を試したら花粉症の症状が軽くなった!
一日二食が花粉症に効くといっても
「そんなに早く変わんないだろうなあ」
とは思いつつも実際に試してみることにしました。
まあ厳密に言いますと、一日二食にして他にも気をつけたこともありますが、実際に何をやったのかというと朝食抜きの一日二食です。
どういったことをしたのか具体的に書いていきます。
- 朝食は摂らないで午前中は水分補給だけしっかりする
- 昼食と夕食は普通に食べるが、食べ過ぎないよう意識
(昼食:12時、夕食:18時) - 間食はしない
僕の場合は、二月の末くらいからすでに花粉症の症状が出ていたので、予防目的ではなく現在進行中の花粉症を改善する為に実践しました。
1日目・・・あまり変わらず
2日目・・・くしゃみ、鼻水は出るがいつもよりは少し楽な気がする(気のせいかも)
3日目・・・鼻は多少ムズムズするもののそこまできつい感じはなく、いつものアレルギーが起こっている感覚をあまり感じない
4日目・・・三日目よりも楽になり、なんだかほんとに治りそうな気がしてくる
と思われてしまいそうですが、自分でも正直おどろいてしまいました。もちろん治ったわけではないんですが明らかに違いを感じました。
いきなり一日二食にしてしまうと体調を崩してしまう可能性があるかもしれません。
やってみようという方は量を少しづつ減らして、体を慣らしていくことをおすすめします。
一日二食で花粉症の症状が軽減する理由とは?
一日二食にすることで腸が休まる
いろいろと調べていくうちに、一日二食にすることで『腸を休まる』ということがわかりました。
ではなぜ腸を休める必要があるのか、また腸を休めることにどんな効果があるのか説明していきます。
腸は働きすぎている
一説によると現代人は食事の摂りすぎや間食などが原因で、腸が休まる時間がほとんどないと言われています。
人の体は食べたものを消化吸収し、排泄を終えるまで大体18時間以上はかかります。
つまり一日三食だと18時間空けることはできないので腸は休まる暇がないということになります。
前方が消化中で進めないにも関わらず、後方から更に食べたものが押し寄せてしまうと腸は休めずに働きっぱなしになってしまいます。
そうなると腸管が刺激を受け続けてしまい、腸管には微細な傷や炎症が起こってしまいます。
花粉にはアレルギーの元となるタンパク質が含まれているんですが
このタンパク質が腸管の傷から直接血液中に侵入してしまい、そこで外敵とみなされ攻撃されることによって、アレルギー反応が起こってしまうそうです。
腸が休まると傷が回復する
腸管が傷ついていても休ませてあげることにより傷は回復します。
特に腸管は細胞の生まれ変わりが早く、3日程で古い細胞が剥がれ落ち新しい細胞に生まれ変わってくれるそうです。
実はとあるサイトにも一日二食にすると、早ければ3日程で花粉症の症状が和らぐと書いてありました。
自分自身も3、4日でだいぶ症状が楽になったので、もしかしたら腸に微かな傷があって腸を休めたことにより傷が修復されたのかもしれません。
一日二食にする際のポイントや注意点
人によって治療法や健康への考え方もそれぞれ違うと思うので、日二食が必ずしも正しいというわけでもないです。
もし一日二食をやってみるにしても、無理におこない体調を崩してしまっては大変なので、ポイントや注意点を書いておきますね。
朝食抜きがおすすめ
一日二食といっても「朝・昼・晩どれを抜けばいいの?」という疑問がでてきますが、一般的には朝食抜きが良いとされています。
なんか聞いたことあるような言葉ですね。
僕もなんとなく聞いたことはあったんですが、詳しくは知りませんでした。
食べた物を消化するのには多くのエネルギーが使われてしまうそうなので、朝からたくさん食べてしまったりすると、体のエネルギーが消化に集中してしまい、基礎代謝の低下などにも繋がってしまうそうです。
つまり日中に元気に活動するには、午前中は内臓を休めてデトックスすることも大事とかそういうことなんだと思います。
先程も書きましたが人の体は消化吸収、排泄を終えるまでに大体18時間以上かかります。
ですから出来れば食事と食事の間を、18時間空けることが理想的です。
朝食を抜いた場合
朝食抜き
昼ごはん・・・12時
晩ごはん・・・18時
とすると晩ごはんから朝食まで18時間は空くことになります。
でも仕事を考えるとなかなか18時に晩ごはんは食べるというのはなかなか難しいですよね。
それでも腸を休めることが重要なので、キッチリ18時間空けられなくてもそれでも効果はあるはずです。
行う際に注意すること
水分補給をこまめにする
- まず朝起きたらコップ一杯の水を飲む
- 食事中と食後2~3時間はあまり水分を摂らない(胃液が薄まり消化酵素の働きが弱まるため)
- こまめに水分を補給する(一日で1.5~2L)
食べ過ぎに気をつける
- 昼ごはん、晩ごはんに食べ過ぎてしまうと胃腸にも負担がかかるので、あまり食べ過ぎないようにする。
- 偏った食事ではなく栄養はバランス良く摂る。
間食をしない
- 朝食を抜いても胃に食べ物を入れてしまうと腸を休めることができないので、間食はしないようにする。
少しずつ慣らしていく
- いきなり始めてしまうと体調を崩してしまう可能性も考えられるので、朝食を少しづつ減らして体を慣らしていくことをおすすめします。
病気の人は注意する
- 病気や持病を持っている方は、無理に行ってはいけません。
もし行う場合は、きちんと医師に相談するなどしてからにしましょう
成長期の子供は×
- 成長期の子どもは栄養が不足してしまう可能性があるので行わないでください。
一日二食のメリット・デメリット
一日二食にすることで、花粉症の改善以外にも様々なメリットがあるので紹介したいと思います。
また、デメリットについても紹介します。
メリット
まずはメリットから書いていきます。
主に健康に関することが多いです。
ダイエット
一日二食で間食をしなければもちろんダイエットの効果もあります。
特に朝から糖質量やカロリーの多い食事を摂っていたり、間食におやつを食べている場合はより効果が高いと思います。
糖質は腸内でブドウ糖に分解されるんですが、腸内で分解されたブドウ糖が多すぎると、細胞に入りきらずにブドウ糖が余ってしまいます。
そうすると今度はインスリンという物質によってブドウ糖が中性脂肪へと変えられてしまい、内臓脂肪や皮下脂肪の脂肪細胞に送られてしまいます。
肌荒れにも効果的
肌荒れと胃腸も大きく関係しています。
食べたものを消化するのには、思っているよりも多くのエネルギーを消費してしまいます。
消化にばかりエネルギーを使ってしまうと、本来肌に使われる栄養が十分に届かずに肌荒れの原因になってしまいます。
体調が良くなる
一日二食にすることで、「体のだるさが無くなった」「朝の目覚めが前よりも良くなった」と感じる人が多いそうです。
僕自身も一日二食を始めてからは同じような感覚があり、以前より体が軽くなったような感じがします。
食費が抑えられる
これは単純に朝食を抜いて間食をしなければ、その分お金がかかりませんからね
デメリット
次はデメリットについて書いていきます。
一日二食を実際に試した人の反応や、長く続けている人を参考にしています。
慣れないうちは空腹がきつく感じる
これは僕もそうでした。最初の何日かはやっぱりおなかが空いてしまい、我慢するのにストレスを感じてしまうことも多いそうです。
僕の場合は時間が経つにつれ、空腹でイライラするようなこともなくなりました。
長期間続けていると痩せすぎてしまう場合も
長く続けた人で、なかには痩せすぎてしまったという人もいます。
花粉症のシーズンはいいかもしれませんが、あまり無理をしすぎるのは良くないかもしれませんね。
僕も花粉のピークが過ぎるまでは続けてみようと思いますが、あまり痩せすぎても困るのでピークが過ぎたら一旦やめてみようかなと思っています。
人によって治療法や健康への考え方もそれぞれ違います。
ですから一日二食が必ずしも正しいというわけでもないので、人それぞれ合った方法が一番良いかと思います。
もしやってみようかなという方がいましたら、どうか無理をせずに体の様子をみながら少しずつ行ってみてください。