ヨーグルトの効果

ヨーグルトに含まれる乳酸菌は免疫力アップやダイエットにも効果的!

ヨーグルトの一般的なイメージといえば、おなかの調子を整える、腸内環境の改善

などと答える人がほとんどじゃないでしょうか?

最近ではテレビや雑誌なんかでも腸活やら菌活などと言われて特集されることも少なくありません。

詳しい方もいるかもしれませんが、あまり詳しくない方の為にもヨーグルトの様々な健康効果についてまとめていきたいと思います。

ヨーグルトの健康効果とは?


主な効果をまとめてみるとこんな感じです。

  1. 腸内環境の改善
  2. 免疫力UP
  3. ダイエット効果
  4. コレストロール値を下げる

それぞれの効果についてみていきましょう。

1.腸内環境の改善

一般的にヨーグルトは腸内環境を改善すると言われていますが、なぜ改善すると言われているのでしょうか?

腸内には腸内細菌と呼ばれるものが住んでいます。

3つに分けられていてそれぞれ善玉菌・悪玉菌・日和見菌と呼ばれています。

 種類  代表的な菌 働き 
 善玉菌 乳酸菌・ビフィズス菌など 整腸作用・ビタミン生成など
 悪玉菌 ウェルシュ菌・大腸菌 (毒性株)など 毒素・有害物質の生成など 
 日和見菌  連鎖球菌・大腸菌 (無毒株)など 普段はなにもしないが
悪玉菌が優勢の時に悪さをする

この3つの腸内細菌の理想的な割合は善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7と言われています。

腸内環境が整っているとこのくらいの割合なんですが、食生活が乱れたりストレスが続くと悪玉菌が増えて腸内環境のバランスが崩れてしまいます。

ヨーグルトには乳酸菌または種類によってはビフィズス菌などの善玉菌が含まれているため、腸内環境を改善するためにはとても有効だということです。

しかし、摂取したヨーグルトの菌がすべて腸内に定着するかと言われるとそうではないんです。実はほとんどの乳酸菌が腸に届くまでに死滅してしまい、対外に排出されてしまうそうです。

ただし死滅してしまった乳酸菌は腸内の善玉菌のエサにもなるので決して無駄にはならないです。

また生き残って腸内にたどり着いた乳酸菌がいたとしたらそれはそれでいい働きをしてくれるでしょう。

2.免疫力UP

ヨーグルトに含まれている乳酸菌は、腸管免疫を刺激して活性化させる力があると言われています。

更に上で書いた腸内環境の改善が免疫力UP「カギ」になります。

なぜかというと、人間の免疫細胞の70%が腸内で作られているからです。

つまり腸内環境が悪い状態にあると免疫が活性化できずに、感染症(風邪など)やアレルギーや生活習慣病などを引き起こしやすくなってしまいます。

つまり腸内の善玉菌を増やしたり、腸内のバランスを整えることが必然と免疫力UPに繋がるというわけです。

3.ダイエット効果

こちらも腸内環境の改善がダイエットの「カギ」になります。

ダイエットといっても色々な種類ややり方があると思います。

しかし、無理に食事を抜いたり偏った食事をしていたら、栄養が足りなくなって体調を崩してしまうかもしれません。

それでは元も子もありません。

ヨーグルトにダイエット効果があると言われているのは腸内環境と代謝が関係しています。

腸内環境と代謝の関係

代謝とは簡単に説明すると、人間の生命活動を維持するために必要なエネルギーの流れみたいなものです。

例をあげると「食べた物が消化→分解→体に必要なエネルギーとして使われる」といったような一連の流れです。

腸内環境のバランスが崩れて悪玉菌が増えると代謝が悪くなってしまい、便秘や太りやすかったりと体にとって悪い影響がでてしまいます。

なぜかと言うと代謝が悪いと食べた物が栄養として全身にスムーズに送られなかったり、不要になった物質の排泄がうまくできずになってしまうからです。

なので腸内環境の改善をして代謝を上げてあげれば健康的なダイエットに繋がるというわけです。

5.コレステロール値を下げる

乳酸菌にはは胆汁酸(消化液)を吸着して体外に排出する働きがあります。

そして減ってしまった胆汁酸(消化液)をおぎなわなければいけないんですが、そのためには材料としてコレステロールが必要になってきます。

まとめてみると
乳酸菌が胆汁酸を吸着→胆汁酸が減ったので新たに作られる→胆汁酸を作る過程でコレステロールを消費→結果的にコレステロールの減少。

といったことになります。

自分の体に合ったヨーグルトとは?

人によって腸内の状態は違うので乳酸菌の種類によって効果があったり、なかったり違いがでるそうです。

それと自分に合った乳酸菌が定着して効果が現れても、日が経つと菌がサボりだして活動が弱まってしまうこともあるそうです。

そういった場合はヨーグルトの種類を変えてみるのもありかもしれません。

具体的には2週間~1カ月ぐらいでヨーグルトの種類を変えてみるのが効果的と言われています。

まとめ

効果について書いてきましたが、健康効果に期待して食べる際にはいろいろと工夫してみた方が効果は上がると思います。

市販の物でも種類が結構あるのでいろいろ試してみるのがいいんじゃないでしょうか。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です